システムオングラス液晶ディスプレイの入力信号配線幅設計に関する一考察(配置配線,デザインガイア2011-VLSI設計の新しい大地-)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
小型液晶ディスプレイ(LCD)の駆動回路は,システムオングラス(SoG)技術を用いて液晶と同じ基板上に形成されるが,ここでの金属配線層は1層であるため,配線設計が重要となる.特に,画面領域を大きくするため,画面周りの駆動回路領域(いわゆる額縁)を小さくするには,駆動回路への入力信号用配線領域を小さくする必要があるが,配線の幅を小さくすると,配線遅延や波形なまりが大きくなり,画素データを正しく取り込めなくなる.本文では,このようなSoG LCDのための入力信号配線の設計問題について考察し,配線領域が指定されたとき,波形なまりを最小化する配線幅を見出す手法を提案する.実験では,これを用いることにより,信号遷移時間を約33%低減する配線ができた.
- 2011-11-21
著者
関連論文
- システムオングラス液晶ディスプレイの入力信号配線幅設計に関する一考察(配置配線,デザインガイア2011-VLSI設計の新しい大地-)
- システムオングラス液晶ディスプレイの入力信号配線幅設計に関する一考察(配置配線,デザインガイア2011-VLSI設計の新しい大地-)
- システムオングラス液晶ディスプレイの入力信号配線幅設計に関する一考察
- システムオングラス液晶ディスプレイの入力信号配線幅設計に関する一考察
- 小型SoG-LCDの入力配線用最適設計手法とその評価(配線設計,システムオンシリコンを支える設計技術)