シミュレーション評価手法を用いた無線タグ移動方向推定方法の比較検討(研究速報)
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概要
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無線タグを用いるRFIDシステムで使い勝手をよくするために無線タグ移動方向を推定する方法が検討されている.以前,移動方向を推定するための具体的手段として二つのアンテナの時間差を用いるダブルアンテナ方式を提案した.RFIDシステムは設置環境により,読取り性能が大きく変わってくるので,種々の環境条件を変えて測定しなければならないが,実環境下で膨大な測定を行なうことは実質的に不可能である.そこで,本論文ではRFIDゲートシステム評価用の電磁環境モデルを作り,判定精度を推定する手段として読取り回数に着目し,それに対する読取り精度をシミュレーションにより評価した。
- 2012-06-01
著者
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