大気圧プラズマを用いたイオンマイクロホンの基礎研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
イオンスピーカでは低温プラズマと高温プラズマが用いられている。本論文ではこれらをイオンマイクロホンに適用することを検討した。低温プラズマではマイクロホンとして必要な信号対雑音比が得られなかった。帰還発振器で発生させた高周波放電による高温プラズマに音波を加えると発振周波数が変化した。この発振周波数変化をFM復調することによって音波に対する応答が得られた。しかし,空気中放電では針電極先端が損耗し,放電生成物が針電極に付着して放電が停止した。このため不活性ガスを針電極周辺に流してこの問題を解決した。高周波放電炎の周辺全体が可聴帯域の音波に応答し,その周波数応答は音波の周波数の低下と共にレベルが増加した。
- 2012-05-01
著者
関連論文
- 初期電圧印加時の電流ピ-ク発生機構に関する一考察
- 電圧極性反転時の電流ピ-ク発生機構
- 液体誘電体薄膜の10-5〜10-1s領域の電気伝導
- 液体誘電体薄膜のtanδの電圧依存性
- 金属-絶縁性液体界面の電気二重層構造と導電率
- 10-104 FD活動における新たな取り組み : 分野別検討委員会(口頭発表論文,(17)ファカルティ・ディベロップメント)
- 水の超音波霧化時に発生する帯電霧
- 帯電した高分子表面と液滴間の多重放電
- 高分子-水間の接触・衝突帯電とプラズマ改質による制御
- 界面活性剤を含む絶縁液体の交流電圧印加時の流動帯電
- シリコーン油の電気伝導に及ぼす各種不純物の影響
- パルス電圧印加時の絶縁性液体の流動帯電
- 液体誘電体の電気伝導に及ぼす界面活性剤の影響
- 高周波放電を用いたイオンマイクロホンの基礎研究
- 水の噴出時および衝突時の負イオンの発生
- ウォータージェットと固体の衝突時に発生する帯電霧
- 純水の高速噴出時に発生する帯電霧の空間分布
- 純水の高速噴出時に発生する帯電霧
- 純粋の高速噴出時における帯電霧の発生
- 有極性液体の帯電測定法の検討
- ポリエチレンの表面改質と水の接触帯電
- 水の帯電測定法に関する一検討
- 水の帯電測定法に関する一検討
- 誘電体表面への純水・超純水の衝突帯電
- 誘電体中の電気伝導機構に関する一考察
- 交流電圧印加時の絶縁性液体の流動帯電
- 絶縁物のプラズマ改質と帯電制御 (特集 放電学会春季合同シンポジウム「未来を拓く放電技術」) -- (静電気と関連した放電応用)
- 大気圧プラズマを用いたイオンマイクロホンの基礎研究
- イオンマイクロホンのSN比改善の検討