高齢社会における参加のあり方 : 福祉社会における参加をめぐる承認の規範理論の可能性と課題
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概要
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マイノリティ問題の多様化と普遍化という現象を背景に、社会的マイノリティの参加を考えるには文化的な観点から「差異の承認」が必要であるとの主張がなされるようになった。社会的に不利な状況を補償するために、社会的資源を再配分する「再配分の規範理論」に対して、マジョリティにより「歪められた承認」を是正する「承認の規範理論」である。本論では、福祉社会における参加問題に新たな次元を付け加えた承認の規範理論の可能性と課題について述べる。
- 一般社団法人日本福祉のまちづくり学会の論文
- 1999-06-30
著者
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