低利用者影響・低コストの共有ホスティングサーバ更改技術の開発(<特集>人・社会を支えるネットワークソフトウェア技術とその応用論文)
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概要
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共有ホスティングサービスのサーバハードウエア交換・ソフトウェア更新を低利用者影響・低コストで行うための,サーバ更改技術を提案する.近年,中小企業が手軽に独自ドメインのWebサーバやメールサーバを利用できる,共有ホスティングサービスが普及している.共有ホスティングは,クラウドサービスで使われるライブマイグレーションはできないため,事業者にとってサーバ更改の課題が多い.具体的には,既存技術では,カスタマーIPアドレスが変更される,長時間のサービス停止が必要等の利用者影響があり,更にサーバ更改を行うためのハードウェアコスト,オペレータコストも大きい.これらの課題を解決するため,本論文では,サーバ単位の移行ジョブ制御を仮想専用サーバで並列処理する3段階のデータ移行方式を提案する.提案方式は,サーバ単位で,コンテンツの事前移行→DBの事前移行→コンテンツの最終移行,の3ステップで移行を行うことで,効率的なサーバ更改を実現する.提案方式を実装し,既存技術と比較した性能評価により,有効性を示す.
- 2012-04-01
著者
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山登 庸次
Nttコミュニケーション株式会社アプリケーション&コンテンツサービス部
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長沼 翔
NTTコミュニケーション株式会社アプリケーション&コンテンツサービス部
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上野山 実
NTTコミュニケーション株式会社アプリケーション&コンテンツサービス部
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加藤 三典
NTTコミュニケーション株式会社アプリケーション&コンテンツサービス部
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パーマー マイケル
Verio
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オルセン ベン
Verio
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上野山 実
Nttコミュニケーション株式会社アプリケーション&コンテンツサービス部
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加藤 三典
Nttコミュニケーション株式会社アプリケーション&コンテンツサービス部
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長沼 翔
Nttコミュニケーション株式会社アプリケーション&コンテンツサービス部