既存ソフトウェアに対するモデルベース開発導入プロセス
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概要
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継続的に開発されている製品にモデルベース開発を導入するには,限られた工数の中で既存ソースコードをモデル化することが課題となる.そこで,本稿では,既存ソースコードを最大限活用するためのモデル化プロセスを定義した.本モデル化プロセスは,モデル化の前に既存ソースコードをリファクタリングし,3つのモデルタイプを用いた選択的モデル化をすることが特徴である.このリファクタリングと選択的モデル化により既存ソースコードをモデルに活用することが可能となる.さらに提案したモデル化プロセスを実際にデジタルテレビ向けソフトウェアの開発へ適用した.その結果モデルベースを導入しない開発と比較し約16%の開発工数削減の効果を確認した.
- 2012-07-12
著者
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浅田 幸則
(株)日立製作所 デジタルメディア開発本部
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大條 成人
(株)日立製作所 映像メディア研究所
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大條 成人
(株)日立製作所横浜研究所
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松本 紀子
(株)日立製作所横浜研究所
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田代 沙希子
(株)日立製作所横浜研究所
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浅田 幸則
(株)日立製作所横浜研究所
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