高信頼ディジタル処理型短波送信機の開発(<特集>ディジタル時代における送信装置・ネットワークの信頼性と安定性向上への取り組み)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
PSM (Pulse Step Modulation)変調方式を用いて,アナログAM変調及びディジタル変調(DRM : Digital Radio Mondiale)が可能な,国際放送用短波帯(3M〜26MHz)出力1kWの全半導体化広帯域短波送信機を開発した.本機は変調部にディジタル処理化が可能で高品質化が図れるPSM変調方式を,送信機を構成する各電力増幅器(出力125W)には高効率化が期待できるE級増幅方式を採用することで全半導体化し,高信頼な送信機が実現できた.電力増幅器単体において3.925MHzで約95%,25.885MHzでは約86%のドレーン効率を得た.また,広帯域(3M〜26MHz)に渡って,ディジタル変調特性においても目標性能を満足する約24.5dB(25.885MHz)のS/N(EVM(Error Vector Magnitude)など)が得られた.
- 2012-02-01
著者
関連論文
- 高信頼ディジタル処理型短波送信機の開発(ディジタル時代における送信装置・ネットワークの信頼性と安定性向上への取り組み)
- 外来波の高誘起電庄環境下における中波アンテナ基部インピーダンス測定と応用(放送,EMC,一般)