Validating a Second-Language Oral Skills Self-Assessment Instrument
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概要
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本研究の目的は、第2言語の口頭技能に関する自己評価質問紙票の構成概念妥当性と一元性を検証することである。スタンフォード口頭技能評価表(FLOSEM)を参考にしてリカート法の質問紙票を作成した。この質問紙票は、聴解力、流暢さ、語菓、発音、文法という外国語能力の5つの尺度から成り立っている。自己評価質問紙票を312人の英語学習者(大学生)に実施し、得られた回答をラッシュモデルによって分析した。ラッシュ分析の結果、各尺度の項目はラッシュモデルの期待値と良い適合度を示し、また各尺度において説明される分散の割合は充分高かったことがわかった。さらに各尺度内の項目の順序はすべて予測される通りとなった。この結果に基づいて測定具の改良について考察した。
- 2011-12-30
著者
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