プログラム自動生成手法における個体の多様性維持の提案
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概要
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本研究では,目的となる機能を持つプログラムをコンピュータ内部で自動的に作成するプログラム自動生成手法において,効率良くプログラムを作成するための手法を提案する.プログラム自動生成手法では,プログラムを表わす個体の多様性が常に維持されることが,目的のプログラムを効率良く作成するために必要とされる.そこで提案手法では,親となる個体群の世代交代の際,親の直系となる子個体群のみを候補とし,そのうち最も高い評価値を持つ個体を選択する.提案手法を用いたシミュレーション結果から,従来手法と比較して高い性能を得られることを示す.
- 2012-06-30