QRコードと携帯電話を用いた出席管理システムの開発と実践
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
大手前大学では以前より全学的に出席管理と情報の集約を計画しており、近年中に実験展開、部分実施、全学実施と段階的に広げていく計画を立てている。収集、集約した出席データは各クラスでの成績評価に用いるだけでなく、学生ごとのきめ細かな学習支援を行うことを目指している。出席確認の方法は様々存在し、点呼する方法、小テスト、レポート、アンケートなどに記名し回収する方法などがとられてきた。本報告では携帯電話を用いた出席確認の方法を提案する。座席には固有の番号とQRコードを用意し、学生はカメラを用いて読み取り、出席登録を行う。出席登録システムは既に学生が慣れ親しんでいる携帯電話対応LMSを用いる。2010年度に携帯電話を用いた出席確認システムの企画、設計、システム構築、実験展開を行った。それらの概要をまとめ、実験協力いただいたクラスの学生からのアンケート結果について考察する。
- 大手前大学・大手前短期大学の論文
著者
関連論文
- 大手前大学における初年次教育の取り組み(報告)
- 履修誘導の困難さを解消するための教務システムの導入
- QRコードと携帯電話を用いた出席管理システムの開発と実践
- 受け入れ学生の多様化に対応するための入学前教育(学士力とリメディアル教育)
- 大手前大学における初年次教育とリメディアル教育の実践(初年次教育)
- 情報活用力試験と就職先に関する分析