イネ1号分げつ出現率の環境変動と遺伝特性
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概要
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2009年にイネ1号分げつ発出能の品種間差を認めて以来2011年まで試験を継続した。従来,第1節における分げつ芽の分化は知られていたが,苗代や箱育苗での1号分げつ出現は稀有なため,出現率やその品種間差異等の報告は見られなかった。本試験を通じて,1号分げつ出現は環境の影響を大きく受けて変動するが,この特性は明らかに遺伝的であり,結果として新しい有望系統の育成も可能であることが分かったので報告する。
- 日本作物学会の論文
- 2012-01-31
著者
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