日本赤十字社こころのケア班の一員としての被災地支援-災害時のこころのケアについて思うこと-
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概要
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発災後3 カ月の慢性期から復旧復興期の移行の時期に、日赤こころのケア班の一員としてこころのケア活動を行った。リエゾン精神看護専門看護師として体験したこころのケア活動や自分自身のこころの中に起っていたことを振り返り、1.東日本大震災がもたらしたこころの問題 2.被災者の捉え方 3.こころのケアのあり方 4.こころのケア要員のこころの問題について述べた。期間限定のチーム活動においてできること、できないことを見極め地域医療につないでいくこと、被災者の復興への思いと被災者自身のもっている回復の力を尊重しケアしていくことが重要である。
- 2012-03-31