変容する「男性身体」 : プロレスラーの身体装飾に着目して
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論の目的は、プロレスラーの身体装飾に着目することで、現代社会において「男性身体」がどのような状況におかれているのか、を見ることにある。そのことは、近代以降その覇権性を保ってきた男性中心主義が社会でどのような現状におかれているのか、を俯瞰することでもある。このことはジェンダー概念が、現代社会の構造を明らかにする上でどれほど有効性を保持しているのか、という一つの疑義を含んでいる。それはつまり、男性女性という二項対立を分析軸にした身体性の問題に対する疑義でもある。ジェンダー概念では分析しきれない身体性の在り様について、特に「男性身体」をテーマにして、論じていく。
- 2012-01-31
著者
関連論文
- 経験知を取り出すためのインタビューデータの分析 (言語理解とコミュニケーション・第1回集合知シンポジウム--言語処理が紡ぎ出す未来)
- 性愛のtexture--「恍惚」に魅了されること (肌プロジェクト--5つの比較文明学的アプローチ)
- 消費社会の中の「男性身体」と〈マスキュリニティな身体〉
- 「男性身体」としてのプロレスラーの身体表象
- 経験知を取り出すためのインタビューデータの分析(第1回集合知シンポジウム〜言語処理が紡ぎ出す未来〜)
- スーツの袋小路 (肌プロジェクト--5つの比較文明学的イプローチ)
- 肌プロジェクト--5つの比較文明学的イプローチ
- ジェンダーセッション(第43回) : 生活世界とジェンダー
- テーラード・スーツを取り巻く現象としての「男性性」 : 消費論からの一考察
- 変容する「男性身体」 : プロレスラーの身体装飾に着目して
- 力士の"よそおい"と〈マスキュリニティ〉 : ライフストーリー・インタビューからの研究
- 大相撲とその力士の身体表象に関する研究 : NHK テレビ番組で描かれる力士の身体性について
- 大相撲とその力士の身体表象に関する研究 : NHKテレビ番組で描かれる力士の身体性について
- テーラード・スーツを取り巻く現象としての「男性性」 : 消費論からの一考察