極地での曝露による繊維表面形態と物性(第一報) -南極大陸及び西宮市におけるナイロン6 繊維の表面形態について-
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概要
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Some of the flags set on the traverse route between Syowa Station and Dome Fuji in the Antarctic, whichwere carried back to our group by the staffs of Wintering Party of the 35th Japanese Antarctic Research Expeditionin 1993-95, were examined as specimens exposed in the polar regions. The fibers of original flagwith a circular cross section showed flat and smooth surface, though the fiber of the exposed flags showed aweave-like shape by the disappearance of the skin parts. Such violent disruption was not observed for theflags exposed under mild weather in Nishinomiya Japan. The degradation of the flags exposed in the Antarcticwas estimated in relation to the depletion of the ozone layer as well as multiplex reflection of sunshineand a strong wind from the characteristic circumstance of the Antarctic. In addition, the oligomerization onthe surface of the fibers exposed in the Antarctic was observed by scanning electron microscopy. This wassuggested to the recrystallization formed under the influence of intensely ultraviolet irradiation, multiplex reflectionof sunshine and water.
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