ダンス・エクササイズにおけるウォームアップとクールダウンが立位体前屈に及ぼす効果
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概要
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ダンス・エクササイズにおける、ウォームアップ、ダンス・エクササイズ、クールダウンの立位体前屈への効果を検証し、ダンス・エクササイズのプログラムのあり方を検討する事が本研究の目的である。女子学生を対象に、運動前、ウォームアップ後、ダンス・エクササイズ後、クールダウン後に立位体前屈を測定した。クールダウンの内容は、ウォーキングを主体とした場合と全身のストレッチを主体とした場合と2 通りの測定を行った。結果、(1)ストレッチによるウォームアップ後に立位体前屈の数値の上昇が見られた。(2)ダンス・エクササイズ前後の立位体前屈の変化は、個人差がみられた。(3)ウォーキングを主体としたクールダウンは立位体前屈の数値に個人差が見られた。(4)ストレッチ主体のクールダウンはウォーキング主体のクールダウンより立位体前屈の値が上昇する傾向がみられた。このことから、ダンス・エクササイズのプログラムにおける柔軟性への効果の面で、エクササイズ自体ではなく、ストレッチによるウォームアップが重要であり、ウォーキング主体と比較すると全身のストレッチ主体のクールダウンのほうに効果がみられた。
著者
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