1E-08 視点移動とノットスケールという知的操作の役割(教育課程,カリキュラム,一般研究発表(口頭発表))
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概要
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科学の要素的技法というべき視点移動という知的操作とノットスケールという知的操作は、自然の事物・現象を観察する上で重要な役割を果たしている。空間に関する諸概念(左右、方向、方位、回転)の下位的概念である。空間に関する諸概念は、自然の事物・現象の科学的知識概念と切り離しがたい場合が多い。本発表では、この2つの知的操作の理科における科学の要素的技法構造の位置づけについて考察をしたい。また、その知的操作の果たす役割ついて天体教材を例にして述べたい。そして、視点移動とノットスケールという知的操作の習得を意図的計画的に学習させる小・中学校教育課程編成の必要性に言及したい。
- 2011-08-19