ユーザー体験向上のためのユーザー中心設計アプローチ(オーガナイズドセッション「人にやさしい音声情報処理」,福祉と音声処理,一般)
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概要
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ユーザーの体験(UX)に焦点をあてることによって、利用者が本当に行いたいことを楽しく、心地よく実行できるようにする「ユーザー中心設計(UCD)アプローチ」について、利用者にやさしい研究開発を実現するためのポイントから解説する。「UCDアプローチ」とは、「ユーザー」をデザインや開発のプロセスの中心に据えることであり、ユーザーを取り巻く環境や前後関係、時間の流れなどを統合的な「経験・体験」としてとらえてデザインを行っていく方法である。しかし、「UCDアプローチ」を意識して設計や開発に着手したとしても、その具現化のプロセスを経ることで、ユーザーの視点から設計者・開発者の視点へと転じてしまうことが多い。そこで、この課題を乗り越えるための手段として、ユーザーの視点を確立するために仮想ユーザーの設定を行う「ペルソナ手法」、ユーザーの振る舞いを言語化・経験値化して設計・開発を行うための「デザインパターン」などの効果的な活用方法などについても考察する。
- 2011-09-29
著者
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