LINPACK世界一となった「京」を支えた半導体・システム・ソフトウェア技術(ソフトウェア,ネットワーク,クラウド及び一般)
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概要
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理化学研究所と富士通が共同で開発しているスーパーコンピュータ「京」は、2011年6月のLINPACKベンチマークランキングTOP500で世界一の性能を獲得した。「京」は最終的には800を超える計算ラックで構成するシステムであり、LINPACKのような巨大JOBを実行するためには高性能化に加え、高信頼化とソフトウェアも重要である。本稿では、まず「京」で開発したハードウェア、CPUやICC等に盛り込んだ高性能化、高信頼化の技術について紹介する。次に、高性能を実現するためのソフトウェアとしての取り組みや巨大システムを支えるソフトウェア技術について、システム運用、ジョブ運用、高性能ファイルシステムなどの観点で報告する。
- 2011-10-14
著者
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