4.核融合分野における熱電変換技術の応用(<小特集>熱電変換技術の現状と展望)
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概要
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核融合炉の設計では,低温の超電導マグネットから始まり高温のダイバータおよび核反応プラズマまで極めて温度範囲が広い.これが10m程度の大きさ内に含まれているため,装置内に大きな温度差がある.さらに,いくつかの機器やプラズマ自身には電流が流れる.その意味で熱電変換(温度差と電流が流れる機器でのエネルギー変換を行う研究)は広い応用範囲があると考えている.ここでは,超伝導マグネットに使うペルチェ電流リード,電力変換器で用いられるパワー半導体への応用(自己冷却素子),熱電ダイバータについて筆者等の最近の研究結果を中心に述べる.
- 2011-12-25
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