山鹿地域と連携したデザイン開発
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概要
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熊本県山鹿地域には、良質な温泉や、伝統的和紙工芸、年間を通じた多くの祭りなど、数多くの観光資源があるにもかかわらず、「観光文化都市」としての魅力に欠ける印象が強い。そこで、崇城大学デザイン学科と山鹿地域の連携により、地域活性化を目的とした新たな祭りの規格提案・運営、及び地域の伝統的紙工芸的技術を応用した新たな特産品としての手持ちあかりの開発と試験販売を行ったところ、明らかな集客・経済効果が認められた。この結果から大学と地域が連携したデザイン開発によって、地域活性化が可能であることが示唆された。
- 2010-03-01