黒白感光乳剤を使用した日本画表現の可能性 -和紙を中心にした考察-
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概要
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本稿は、和紙と黒白感光乳剤について行った実験に基づくものである。実験では4種類の和紙と黒白感光剤から和紙製印画紙を試作した。試作した印画紙は、和紙の種類、黒白感光乳剤の塗布回数そして下地剤の有無の特性ごとに24種類に分けた。次いで総数504個の試片を基に露光時間に応じた階調の変化を調べた。この実験は、新たな日本画表現の可能性を探る研究の一部であると同時に、基礎をなすものである。
- 崇城大学の論文
- 2010-03-01