提示型ユーザーインターフェースにおける視線計測器を用いた適合フィードバック
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概要
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本研究は、画像検索のユーザインターフェースを用いて、レレバンス・フィードバックのための方法を比較するものである。視線計測器の使用により入力を行う新しいユーザインターフェースを開発し、視線の停留時間の長さをもとに適合度のランキングをすることで画像の入れ替えを行うアルゴリズムを開発し、その有効性を問うための実験を行った。実験の参加者は 6 人(男性 6 人、女性 2 人) の日本人大学生・大学院生であった。画像検索の入力装置として視線を計測することで、一定の時間視線が停留した画像から適合性のある画像を抽出し、モニタースクリーン上に提示するシステムを使い、実験を行った。また、参加者が自分で適合度の高い画像を選び、マウスで画像をクリックするシステムを使用する比較実験も行った。実験の結果、どの参加者もマウスを使用した検索よりも視線計測器を使用したシステムの方がより迅速にレレバントな画像を獲得することができた。
- 2012-03-19
著者
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Mayumi Toshima
National Institute Of Informatics The Graduate University Of Advanced Studies
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Viktors Garkavijs
National Institute of Informatics, The Graduate University of Advanced Studies [SOKENDAI]
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Noriko Kando
National Institute of Informatics, The Graduate University of Advanced Studies [SOKENDAI]
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Noriko Kando
National Institute Of Informatics The Graduate University Of Advanced Studies
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Viktors Garkavijs
National Institute Of Informatics The Graduate University Of Advanced Studies