テレヘルスケアサービスとそのライフログ応用(デジタルドキュメント,ライフログ活用技術,オフィス情報システム,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高齢化社会の到来とともに医療崩壊が叫ばれて久しいが,その解決策の一手法としてメディカルICTが注目されている.これまでも遠隔医療,テレヘルスケアサービスとして,ネットワークを介した診断,治療などが提案されてきたが,ネットワークの帯域などの技術的課題と法的な課題などにより一部の分野でしか実施できていなかった.しかし,近年の日本ではFTTHの普及やNGNサービスの開始などによりネットワークは理想的な形で発展してきており,技術的課題の多くは解決されつつある.あとは法的な壁の存在であるが,国の規制緩和にまかせるのではなく,メディカルICTの効果を実証することにより世の中にアピールし,ユーザにも幅広く認知してもらうことにより,その壁を越える努力が必要と考える.本橋では,メディカルICTの形態の一つとしての遠隔医療,テレヘルスケアの状況と個人の医療/健康データの取得,蓄積,閲覧が可能なEHR,PHRサービスについて述べ,今後,これらのサービスが地域医療連携サービスとして実用に供するための技術,さらにはそのライフログ応用について述べる.
- 2011-07-14
著者
関連論文
- メディカルICTの現状とその応用事例(管理機能,理論・運用方法論,及び一般)
- 3.センサを用いた健康アプリケーションの現状と将来(これからの医工連携)
- [招待講演]テレヘルスケアサービスとそのライフログ応用
- センサデータを利用したナビゲーションのためのデータベースシステムの提案と実装
- 移動履歴に基づく動線分析情報の可視化手法の検討
- 遠隔画像診断のための心臓超音波画像へのSVC適用可能性検討(画像映像処理・システム,一般)
- テレヘルスケアサービスとそのライフログ応用(デジタルドキュメント,ライフログ活用技術,オフィス情報システム,一般)
- 遠隔画像診断のためのSVC符号化された心臓超音波画像の主観品質評価(ITS画像処理,映像メディア,視覚及び一般)
- 遠隔画像診断のためのSVC符号化された心臓超音波画像の主観品質評価(ITS画像処理,映像メディア,視覚及び一般)
- 遠隔画像診断のためのSVC符号化された心臓超音波画像の主観品質評価
- 遠隔画像診断のためのSVC符号化された心臓超音波画像の主観品質評価
- NURBS-enhanced FEMによる音響管の数値解析
- 手術ナビゲーションシステムのためのWi-Fi三次元位置計測システムの開発
- 子育て支援のための乳児のライフログに関する研究(ライフログ,ライフログ活用技術,オフィスインフォメーションシステム,ライフインテリジェンス,及び一般)
- 認知症高齢者向けライフログをベースとした傾聴支援システムの検討(ライフログ,ライフログ活用技術,オフィスインフォメーションシステム,ライフインテリジェンス,及び一般)