3次元レーダーの開発実用化 : ものごとがうまく行く時の考察(航法・交通管制及び一般)
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概要
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第一の人生36年間(1958〜1994)の大部分において,日本初の3次元レーダーの構想・研究・開発・試作・試験・実用化の動きの中に身を置き,結果として各自衛隊の防空用レーダーの内,高度の能力を要するものはすペて国産の3次元レーダー,しかも近年は全半導体化アクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーとなった経緯を体験した.その体験を省みるとき、余りに稀有な幸運に粛然として襟を正さざるを得ないものさえ感じられる.ものごとがうまく行くのはどういう時か,更にそれを来たらせる職場・組織の風土はどういうものか,を考察して各位と共有したいと思う.
- 2011-07-22