高速電力線通信技術の国際標準化 : 標準化活動の重要性と達成までのプロセスについて
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概要
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高速電力線通信(PLC)技術は、宅内ネットワークやビル内ネットワーク用に留まらず、スマートグリッドなどの通信インフラなど、様々な分野に応用できる通信技術である。産業界からは、早くから高速PLC技術の標準化が期待されていたが、2010年12月にようやくIEEE1901標準が承認され、仕様書が発行されるに至った。また、異なる方式のPLC間での共存方式の仕様についても、IEEEとITU-T間での協調作業によって標準仕様の策定が完了した。本報では、通信技術における国際標準化作業の重要性について触れ、国産技術であるHD-PLC方式が、IEEE1901標準として承認されるに至ったプロセスを紹介し、将来のPLC技術の展望について私見を述べる。
- 2011-07-21
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