複数の端末が存在する環境下におけるMB-OFDM UWB方式を用いた車内無線通信のカバレッジエリア評価

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
近年,自動車の高性能化に伴い,通信ケーブル敷設のための作業コストの増加に加えて,通信ケーブルの重量増加に伴う燃費の低下といった問題が顕在化している.特に,燃費の低下は,環境親和性の低下を招くことから,今後,通信ケーブルの敷設を必要としない無線通信により,環境親和性に優れた高速車内情報ネットワークを実現することが期待される.これまでに,筆者らは,MB-OFDM UWBを適用した車内無線通信のカバレッジエリアを,1台の端末が車内で使用されることを想定して評価してきた.本稿では,車内に複数の端末が存在する環境下におけるMB-OFDM UWB通信をUWB送信電力制限を満足しつつ,MU-MIMOを用いたSDMAあるいは時空間送信ダイバーシチを用いたTDMA通信により実現することを検討するとともに,それらのカバレッジエリアを比較・評価する
2011-07-21

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク