問題の外在化アプローチ : 創造的な会話のための配慮点とは(<特集>外在化)
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概要
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問題の外在化を効果的に用いる上で必要な配慮点について検討した。成功事例と失敗事例の対比を通じて以下の4点が見いだされた。(1)外在化されるのは問題の自我違和的な部分に焦点づけられているか。(2)クライエント固有の語りの文脈に本当にフィットした形で名づけられているか。(3)擬人化の手法ではなくクライエントの固有の語りに焦点を当て続けているか。(4)問題への対処と新しい価値の生成につながるように,身体的な感覚や身近な他者も巻き込んだ話し合いとなっているか。外在化する会話が単なる比喩にとどまらず治療的な会話となるためにはさまざまな配慮が必要であった。
- 2010-12-31
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