運動と食事の生活習慣改善が身体に及ぼす効果
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概要
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2008年4月からメタボリックシンドローム(MS)に対応した健診制度が企業の健康保険組合や市町村などの40歳から74歳の保険者に実施が義務化された。厚生労働省はこの健診制度によって高血圧,糖尿病などの生活習慣病を予防して医療費の削減を目指すものである。健康保険組合の場合,被保険者ばかりでなく従業員の被扶養者も対象となっている。健診の結果で異常になると保健師から食事や運動の指導を受けなければならない。また健診の受診率や保健指導の実施率が低いと健康保険組合にペナルティが科せられるという厳しい内容の制度である。MSの健診制度はいまや大きな社会の位置づけになっている。この背景においてMS改善をめざす運動の効果はどの程度期待できるか,さらに食生活の改善として古来健康食として重宝されてきた食酢は血中グルコースをどの程度変化させるかを実験した。MSの診断基準は臨床検査値が大きく関与している1)。採血法と標準的な臨床検査測定法を十分に考慮して臨床検査を行った。対象は学生であり実際のMS対象年齢と大きく異なるがMSの改善と予防に対して意義のある示唆を得たので報告する。
著者
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加地 良太
岐阜医療科学大学 保健科学部衛生技術学科
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伊藤 大樹
岐阜医療科学大学保健科学部衛生技術学科
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加地 良太
岐阜医療科学大学保健科学部衛生技術学科
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安部 彰
岐阜医療科学大学保健科学部衛生技術学科
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荒井 唯
岐阜医療科学大学保健科学部衛生技術学科
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久米 克英
岐阜医療科学大学保健科学部衛生技術学科
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佐合 知子
岐阜医療科学大学保健科学部衛生技術学科
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田中 麻衣子
岐阜医療科学大学保健科学部衛生技術学科
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西山 香織
岐阜医療科学大学保健科学部衛生技術学科
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矢島 祐吾
岐阜医療科学大学保健科学部衛生技術学科