Application-awareなデータ階層管理によるアプリケーション処理高速化手法
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概要
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HDD の大容量化や,SSD によるアクセス速度向上に伴い,データを用途やアクセス頻度に応じて異なる記憶媒体間に記録するデータ階層管理手法の重要性が増している.データ階層管理を用いてデータアクセス性能を改善するには,高速な記憶媒体に配置するデータ領域を適切に選択することが必要である.本論文では,アプリケーションがディスクに格納するデータの位置とその用途に着目し,アプリケーションの出力するデータ格納位置情報とアクセス統計情報をもとに,ユーザデータ単位でデータの階層配置を行うアプリケーション処理高速化手法を提案する.また,提案手法を RDBMS に適用することで,アクセス頻度の高いテーブルのデータを高速な記憶媒体に格納し,RDBMS 全体の処理速度を向上できることを示す.
- 2012-02-21
著者
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