移動速度に応じた疑似3Dスクロールによるビデオナビゲーション
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では,ビデオプレイヤの早送り・巻き戻し操作などにあるユーザビリティの問題点を改善するための手法を提案する.提案手法はコンピュータの表示画面上の基本操作を複合させ,スクロール速度に応じて自動的にズーミングを行う手法を応用している.この手法は,スクロール時に見た目の移動速度が変化しないという特徴がある.本手法をビデオプレイヤのインタフェースとして実装するには,ズームアウトによって最大速度が制限される点と,見た目の移動速度が変化しないという特徴からスピード感がない点があり,改善する必要がある.そこで,改善方法として3D表現を加え,自動的にカメラ位置を移動する情報空間ナビゲーション手法をデザインし実装している.提案したナビゲーション手法を評価実験の結果に基づいて改良し,また,ビデオプレイヤに組み込んで従来手法との比較実験を行い,その有用性を確認した.
- 2012-02-15
著者
関連論文
- 2ZF-9 移動速度に応じた疑似3Dスクロールによる情報空間ナビゲーション(入出力インタフェース,学生セッション,インタフェース,情報処理学会創立50周年記念)
- 移動速度に応じた疑似3Dスクロールによるビデオナビゲーション