機械翻訳文の自然さに影響を与える要因の分析(テーマセッション)
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概要
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機械翻訳結果を評価する手法は様々に研究されてきた。コストが低く、客観的に評価できる手法としてNISTやBLEUなどの自動評価が主流になっている。欧米言語間のように、言語的に類似性の高い言語間での有意性は検証されているが日本語と英語、日本と中国語のような言語的に類似度の低い言語間では検証されていない。一方、人手評価の手法として訳語の適切さを評価するAdequacy、流暢さを評価するFluencyを用いた評価も行われている。これらは複数の翻訳エンジンの性能を比較する際には有効であるが、これらの手法では明らかにできない翻訳品質を左右する要因があると考える。本研究では、英日及び中日機械翻訳結果を対象に、翻訳結果の印象に関するアンケート調査を行った。そのアンケート調査から明らかになる、翻訳結果の評価を左右する要因について分析を行った。
- 2011-06-17
著者
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