ハイブリッド型スパース適応アルゴリズムの利得に対する入力信号の相関の影響に関する一検討(システムと信号処理及び一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では,ハイブリッド型スパース適応アルゴリズムの計量を定める重みの自動制御法を提案している.提案法は,平均二乗出力誤差の推定値が閾値以下になった時,IPNLMS法からTD-NLMS法へ計量の重みを(時間に対して線形に)シフトさせる.二種類の適応アルゴリズムを公平に評価すべく,MSE比の幾何平均に基づく利得を新たに定義している.数値例により,以下のことを明らかにしている:(1)入力信号の相関が強くなるにつれてTD-NLMSに対するIPNLMSの利得が正から負へ転ずる, (ii)提案法は,相関の強さに関わらずTD-NLMSに対してほぼ一定の利得を得る, (iii)IPNLMSに対しては,相関の増加とともに提案法の利得が増加する.
- 2011-06-23
著者
関連論文
- ディジタルシネマ復号におけるフィルムグレイン再現モデルの提案 (メディア工学・サマーセミナー(若葉研究者の集い))
- ディジタルシネマ復号におけるフィルムグレイン再現モデルの提案(若葉研究者の集い1,サマーセミナー(若葉研究者の集い))
- ハイブリッド型スパース適応アルゴリズムの利得に対する入力信号の相関の影響に関する一検討(システムと信号処理及び一般)
- ハイブリッド型スパース適応アルゴリズムの利得に対する入力信号の相関の影響に関する一検討(システムと信号処理及び一般)
- ハイブリッド型スパース適応アルゴリズムの利得に対する入力信号の相関の影響に関する一検討(システムと信号処理及び一般)
- ハイブリッド型スパース適応アルゴリズムの利得に対する入力信号の相関の影響に関する一検討(システムと信号処理及び一般)
- 混成DirLOTを利用したISTAに基づく画像復元