精神保健領域でのケースマネージメントの現状と課題 : 米国における精神分析病者に対する処遇の特徴考察から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ケースマネージメントは、わが国では、特に高齢者の生活援助や身体障害者援助の領域で発展してきている。本稿では、精神保健領域で、精神医学ソーシャルワーカーがケースマネージメントの技法を展開する可能性について検討した。検討の際、概念整理の後、米国での精神保健領域におけるケースマネージメントの発展した史的背景を整理し、次いで精神分裂病者に対するケースマネージメントのモデル提示を行った。さらにケースマネージメント機能上のウイークポイントとしての社会資源開発にも言及した。この検討から、わが国でケースマネージメントを精神保健領域に導入する場合、解決すべき課題のあることを示唆したつもりである。
- 日本保健福祉学会の論文
- 1995-09-25
著者
関連論文
- 精神保健領域でのケースマネージメントの現状と課題 : 米国における精神分析病者に対する処遇の特徴考察から
- 老人保健福祉計画における市町村の対応
- ソーシャルケースワークにおける手紙の利用
- ソーシャルワーク実践論における共通部分の検討