「飯島伸子文庫」開設 : 環境社会学の歴史と発展を辿るアーカイブ(特別寄稿)
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概要
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環境社会学会の初代会長であった故・飯島伸子先生が遺された書籍,自著,社会調査資料,教育研究資料等を収めた「飯島伸子文庫」は,2006年3月,先生の最後の勤務校であった富士常葉(ふじとこは)大学(静岡県富士市)の付属図書館に正式に寄贈され,一般公開された。文庫には,約4,500冊の書籍と,ボックスファィル900箱に分類された社会調査・教育研究資料,300点を超える自著がすべて収められている。収められたすべての社会調査・教育研究資料および自著については,元共同研究者や教え子らの研究者グループが中心となって,独自の分類体系に基づく整理分類とデータベース化の作業を行った。本稿ではこの文庫の内容と設立の経緯についての紹介を行い,その意義を確認する。
- 環境社会学会の論文
- 2006-10-31