重症心身障害児者施設「久山療育園」と学生ボランティア : 「全ての人に生きる価値がある」という「気づき」へのきっかけ作り
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概要
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本論文は、重症心身障害児者施設「久山療育園」に学生ボランティアが関わることによって、学生が何を学んだかについて考察するものである。幾人かの学生は深い洞察を行うことができた。障害児者も自分たちと何ら変わりはなく、特別に考える必要はない。そして単に障害を持っているから不便がある時に自分たちができることがあれば助けてあげるべきである、というのである。このようにして「すべての人間には生きる価値がある」、「すべての人間は共に支え合って生きている(共生)」という概念を学生は学んだと言える。
- 国際ボランティア学会の論文