安全確認型システム導入と現場への展開について : 日本軽金属株式会社の取組み(安全の教育・訓練)
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概要
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生産現場で取り分け機械に関わる災害は重篤の結果となり,被災者に及ぼす影響は勿論のこと安全対策を含めた以後の対応で生産性にも大きな障害ともなっていた.当社では機械による災害の低減を図るため「技術で安全を構築する」ことを目的に,1994年から全社的に安全確認型システムの導入を図ることになった.安全確認型システムに関連する様々な技術文書をまず確立し,全事業所に展開した経緯と効果的に推進するに不可欠な安全技術者の育成を中心に報告する.主な内容は次の通りである.1.安全確認型への転換2.リスクアセスメントの導入3.設備安全基準の整備4.安全技術者の育成(セーフティ・エンジニア制度,セーフティ・フォアマン制度の導入)
- 2011-09-01