レファレンスサービス評価法としての覆面調査の設計と試行 : 日本の公共図書館を対象とした調査方法の提案
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概要
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2006年8〜10月に,日本の公共図書館5館において,レファレンスサービスを対象に覆面調査を試行した。調査方法の妥当性を検証するために,司書率が高い図書館は優れたレファレンスサービスを提供しているという想定のもとで,調査結果と司書率との関係を調べた。正答率,回答にかかった時間,図書館員の態度の3つの観点からサービスを評価した結果,特に重視されると考えた正答率について司書率との関係が認められた。さらに,試行の結果をもとに,具体的な調査方法の提案を行うと共に,残された課題について指摘した。
- 2011-09-01
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