通信用電源システムの信頼性評価手法(<特集>通信ネットワークと社会)
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概要
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通信ビルやデータセンタなどにおいて,重要設備への電力供給は無停電,無瞬断といった安定した電力品質が要求されるため,通常,電力会社からの商用受電の他に非常用発電装置,無停電電源装置(UPS)などのバックアップ用電源の設置が行われている.また,データセンタの設備設計においては,Tier等に基づき,電源構城の違いによるクラス別信頼性評価に基づくものが殆どであるが,過剰若しくは過小な設計となっている可能性もあり,本来,その設計の際には,電源システムの信頼度を定量的に算出し,構築コストやスペース等のパラメータとともに比較検討することが重要である.本稿では,通信用電源を例に電源システムにおける信頼性評価手法を概説する.
- 2011-08-01