F2-4 プラスチック製品設計、成形加工へのCAE・CAOの適用(F2. 企業におけるCAEの適用(1))
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概要
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近年、プラスチックCAE技術は、プラスチック製品開発において開発期間短縮、製品の品質・信頼性の向上、開発コスト低減等の課題達成のため、製品設計や金型設計および成形加工条件設定の各ブロセスにおいて、必須ツールとして用いられている。プラスチックCAE技術は、1980年代の第1世代(黎明期〜発展期)、1990年代の第2世代(成熟期)を経て、2000年代の第3世代(第2発展期/CAO技術との統合による自動最適化技術)へと発展してきた。そして現在は、第4世代のプラスチックCAE(材料設計から製品設計までの統合技術)の実用化に向けて技術開発が進行中である。本報では、第4世代の技術開発に不可欠な第3世代のプラスチックCAE技術について、当社の適用事例を紹介する。
- 2010-09-23