OS0305 原子炉容器の破損確率に及ぼすき裂分布及び過渡事象の影響(機械構造物の設計・維持への荷重・耐力係数法の適用)
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概要
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米国では原子炉圧力容器の加圧熱衝撃時における健全性評価に対して、確率論的手法が規則に導入されている。米国の解析事例を参考に、確率論的破壊力学(PFM)解析コードPASCAL2を用いて、原子炉圧力容器の破損確率に及ぼすき裂存在確率及び過渡事象の影響を検討した。破損確率に及ぼすき裂分布の影響は大きく、米国代表プラント解析例のき裂分布は従来の条件と比較して低い破壊確率を示した。また、過渡事象は、破損確率と決定論的な安全裕度との相関には大きな影響を及ぼさないことが明らかになった。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 2008-09-16
著者
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