大学保健理論における「インタビュー課題」導入の試み
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概要
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本研究の目的は,大学健康教育クラスにおける「インタビュー課題」の授業成果について検討することである.被験者は121名の大学1年生であった.被験者は,授業の中で,彼らの健康行動や健康信念に関するインタビューを相互に実施した.「インタビュー課題」の授業成果は,被験者のインタビューのレポートを分析することによって検討された.その結果,被験者らの認識のコメントは,彼らの健康ふるまいや健康信念に関する内容の方がそのインタビューのスキルに関する内容よりも多かった.加えて,何人かの被験者は,そのインタビューを通して,彼ら自身の,健康行動や健康信念に関する自己内省を表明した.以上の結果から,著者は,このインタビュー課題が,大学健康教育の教材となりうるものと考えた.
- 2008-03-15
著者
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