インタラクティブ多視点ビデオ・音声IP通信のQoE多次元評価(ユビキタス/ブロードバンドネットワーク品質,サービス品質,品質評価モデル,信頼性とセキュリティ,コンテンツ配信,一般)

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概要

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本報告では,インタラクティブIP通信において,多視点ビデオ・音声を用いる場合と単視点ビデオ・音声の場合をQoEの観点から比較する.多視点ビデオの特徴を生かすことのできる作業を考案し,主観評価実験を行う.SD法により14個の形容詞対を用いてQoEを多次元評価する.また,作業効率の客観評価も行う.UDPトラヒック2種類,固定遅延3種類,プレイアウトバッファリング時間5種類,単視点ビデオと多視点ビデオ2種類の組み合わせの計60個を評価対象とする.主観評価実験の結果より,ユーザは単視点ビデオ・音声に比べて,多視点ビデオ・音声に満足することを示す.また,適切なプレイアウトバッファリング時間を選択することで満足度が向上することを示す.満足度は,心理に関する形容詞対と作業に関する形容詞対とに強い相関を持つ.
2011-04-14

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