署名検証処理に着目したDNSキャッシュサーバにおけるDNSSEC性能評価(NWシステム・一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
インターネットの重要な基盤技術の1つであるDNSは,偽装応答などの攻撃に対して脆弱であるため,その安全性が危倶されている.その対策として,DNSにセキュリティ機能を提供するDNSSECの導入が始まっている.しかし,応答の正当陸を保証するための署名検証処理が新たに加わるため,DNSキャッシュサーバの性能の低下が懸念されている.そこで本稿では,DNSキャッシュサーバにおける署名検証処理に注目し,CPU処理性能を増強する方法と,暗号化アクセラレータを使用する方法をDNSキャッシュサーバに適用した場合のDNSクエリ処理性能を測定し,その有意性を考察する.
- 2011-02-24
著者
-
阪井 勝彦
日本電信電話株式会社NTT情報流通プラットフォーム研究所
-
阪井 勝彦
日本電信電話株式会社nttネットワークサービスシステム研究所
-
宮尾 浩
日本電信電話株式会社nttネットワークサービスシステム研究所
-
池田 祐次
日本電信電話株式会社nttネットワークサービスシステム研究所
関連論文
- 分散型フィードバックによる階層型Mobile IPv6の負荷分散方式(VPN, NAT,ネットワークセキュリティ,DDoS, P2P及び一般)
- B-7-101 DNSSEC検証に着目したDNSキャッシュ領域の有効利用方式の提案(B-7.情報ネットワーク,一般セッション)
- B-7-3 上位アプリケーション連携のためのVPN接続情報提供方式の検討(B-7.情報ネットワーク,一般セッション)
- 署名検証処理に着目したDNSキャッシュサーバにおけるDNSSEC性能評価 (情報ネットワーク)
- B-6-155 DNSSEC検証失敗時の名前解決サービス継続方式の提案(B-6.ネットワークシステム,一般セッション)
- 署名検証処理に着目したDNSキャッシュサーバにおけるDNSSEC性能評価(NWシステム・一般)
- B-7-49 委任回答保護によるDNSキャッシュ領域圧迫時のキャッシュデータ削除方式(B-7.情報ネットワーク,一般セッション)
- B-6-28 NGNにおける加入者DB実現方式に関する一考察(B-6.ネットワークシステム,一般セッション)
- B-6-48 加入者データベース間のデータ移行方式に関する一検討(B-6.ネットワークシステム,一般セッション)
- B-7-8 加入者データ管理サーバによるデータ提供方式に関する一検討(B-7.情報ネットワーク)