ソフトウェア無線・コグニティブ無線の歴史と標準化(これからのSR研に向けて,ソフトウェア無線・コグニティブ無線の標準化,一般)
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概要
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ソフトウェア無線は、米国のSDRF(現在はThe Wireless Innovation Forum)によって標準化と普及促進活動が続けられている基盤技術であり、最近ではITUやIEEEのような標準化会議でも議論されている。IMT-2000(第3世代移動通信)の標準化においては多数無線方式が乱立・混在したこともあり、ソフトウェア無線による統合化について検討視野に入れられたこともあったが、採用には至らなかった。現在では、コグニティブ無線という統合的な無線ネットワークの研究に発展しているが、実用化という点では未だ道半ばという感がある。一方では、スマートフォンやクラウドコンピューティングのために、アプリケーションソフトウェアが地球規模で増加している世界もある。Bluetooth、WiFi、WiMAX、LTE等のブロードバンド無線ネットワークやセンサーネットワーク等の普及により無線システムが多様化する現状にあって、ソフトウェア無線・コグニティブ無線の今後果たすペき役割と課題について言及する。
- 2011-04-14
著者
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