DITAを用いた計装制御システム向けインストラクションマニュアル制作改革事例
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概要
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横河電機では,インストラクションマニュアル (以下 IM) と呼ぶ,製品を操作するためのマニュアル作成に,ドキュメントの構造化手法を取り入れてきた.計装制御システムの IM は,1 冊あたり数百ページのボリュームを持ち,システム全体では計 50 冊,1 万数千ページで構成される.昨今では,製品の市場がグローバルに広がったため,品質の高い英文 IM をスピーディに作成する必要が高まってきた.そこで文書の構造化手法のひとつであり,多言語対応にも強い DITA で IM を作成することを検討し,シンガポール開発拠点にて,2008 年からパイロットプロジェクトを実施した.そこでの成果をふまえ,現在,フェーズ 2 として,日本国内で IM 制作の DITA 化を進めている.日本国内で DITA を用いて新規作成した IM について事例を発表する.
- 2011-11-11