Various Turn-Takings in a Foreign Language Classroom
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概要
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本研究では、ビデオテープレコーダーとMDレコーダーを利用し、大学の英語のクラスルームを録音し、会話の分析を行っている。全体のやり取り、また学生同士のやりとり(Tuur-taking)において、Discourse Marker、Conversation Analysis、Interactional Sociolinguisticsの3つの分析方法を使用し、SoとAndの役割,Turn-takingのルール、オーバーラップの起こり方、テンポ、ためらい、話の途切れ、等を吟味している。結果としては、たとえ語学のレベルは熟練していなくても、学生は体系的なTurn-takingのルールに従い、またTurnを取る合図をしていることが判明した。また、先生と学生による会話よりも、学生同士の会話の方がTurn-takingが多く行われた。また、多くのTurn-takingは文化的なものではなく、第1言語研究でも見受けられるものであったが、話の途切れがTurn-takingにつながるかどうかは日本人独特のものであるらしいこともわかった。