3周波一体型平面ループアンテナの実験的検討
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概要
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現状,RFIDを運用するアプリケーションによって利用する周波数帯がLF(Low Frequency)帯,HF(High Frequency)帯,UHF(Ultra High Frequency)帯,マイクロ波帯がある.それぞれ動物管理やFA(Factory Automation)で利用されているLF帯(125kHz〜135kHz)や自動改札のSuica[○!R],PASMO[○!R]で利用されているHF帯(13.56MHz),アマチュア無線周波数帯域で海上コンテナの貨物識別用アクティブタグとして使用されているUHF帯(433MHz)や,物流・流通で普及が期待されるUHF帯(950MHz),ミューチップ(μ)[○!R]で認知度の高いマイクロ波帯(2.45GHz)などである.RFIDリーダで使用するアンテナは周波数帯によって,それぞれに特徴があり,据置き型やハンディ機器等は近傍でアクセスするため,特に3周波(13.56MHz,950MHz,2.45GHzまたは125kHz)を一体化した小型マルチバンドアンテナは必要不可欠である.本報告では,950MHz帯を主に2周波共用または3周波一体型の平面ループアンテナの検討をFDTD法とモーメント法(MoM)を併用して解析と実験を行ったので報告する.
- 2010-12-10
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