ステレオ(3D立体視)デジタルマンモグラフィ(一般)
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概要
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現在、乳がん検診はマンモグラフィが標準となっている。しかしマンモグラフィでは、がん組織と乳腺組織のX線吸収の差が小さくコントラストの差がつきにくいため、乳腺組織と重なりがある場合には検出することが難しいという課題がある。これに対して立体視ができるステレオマンモグラフィ装置を開発した。立体視は画像データを再構成する必要が無く、そして撮影した画像の分解能そのままで観察可能である。立体視により人体構造の重なりを分離して読影することが可能となり、がんの検出がし易くなることが期待される。ステレオマンモグラフィ開発に当たり、撮影条件、表示条件の最適化、立体視特有の特性と機能の開発、3D疲れの測定を行った。
- 2011-01-12