これからの知的財産活動 : 特許情報について(<特集>知財へのまなざし)
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概要
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リーマンショックと呼ばれる経済危機の影響は,日本企業の利益の源泉であった欧米市場の成長の停滞をもたらし,その事業戦略の大転換を余儀なくさせた。グローバル経済はその真の姿を現し,日本経済はこれと真剣に向き合わなければならない。成長する市場を求める事業運営は,必然として各企業の知的財産活動にも大きな変革を求めている。国内の特許出願件数は2001年をピークに減少傾向を続けてきたが,世界の出願件数は新興国を中心に伸び続けており,2010年の実績では中国への出願が日本への出願を上回ると推定されている。新しい市場,新しい顧客に対応し,熟知せざる知的財産環境での競争に飛び込んでいかねばならない。今までの常識を捨て,多様な文化,法運用体系,言語に向きあって生き残るための知的財産情報処理能力を養っていかねばならない。
- 2011-07-01
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