成人の学習を組織化する省察的実践 : 学習する組織論に基づく一考察(<特集>教育・福祉・労働-ボーダーレス化の中での教育学の役割)
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概要
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本論では、日本社会教育学会における成人学習論の展開に、経営学に基づく学習する組織論から接近し、両論に通底する省察的実践を志向する学習観や研究観について考察する。技術的合理性の追求を問い直し、省察的実践を志向し、協働的・持続的に知を生成する学習観・研究観を培うことによって、労働の分業化によって分断された知を紡ぐイノベーションを図ることができる。そのための学習を組織化することが、教育学の役割になる。
- 2011-06-30